- ダイアフラミクス(横隔膜体操)基礎講座&中級講座オンラインワークショップ & 現地参加クラスin東京、京田辺
基礎講座 8回シリーズ 第4弾
ダイアフラミクス(横隔膜体操)基礎講座第4弾です。 オンライン開催ですが、オンラインでも皆さん結構できるようになるので、引き続き新しい参加者を募って開催いたします。
大したことをしないのですが、本当に身体の循環、解毒、代謝、姿勢、動作、自律神経、その他あらゆる面がより健全に働くようになります。
前回からの継続も大歓迎です。 ただしこのクラスでは、初心者の為に特にゆっくりじっくり進めることに注意しようと思っています。 結局はその方が身体で理解するのに助けになるからです。 テンポを上げて進めたい方はボディーフルネス又は中級講座へご参加下さい。
ダイアフラミクスはコンティニュアムで使われる動きや呼吸/発声を、よりシンプルにエクササイズ的に構成して、日常のエクササイズとして、身体の可能性が育って行くように工夫したものです。
身体を動かすのですが、実用的な動きではなく、特に目的のある動作ではありません。
スポーツやダンスの様な手足の動きで操作、表現する動きではないので、決まったフォームや振り付けはないのです。 自分の今の身体が創り出す動きを感じ、それがより細かに複雑に動けるようにしていく過程は、年齢とともに衰えた身体を回復させる以上に今まで使っていなかった、使えなかった身体を開拓するメソッドです。
身体の潜在力を広げて順応力/適応力を高め、意識的な動作の為ではなく、順応するためにスタンバイしている潜在力を高めます。 潜在する順応力/適応力のおかげで日常の全ての動作の質がより調和したものへと進化していきます。
簡単な発声法、呼吸法を使い、呼吸の集散や、発声の響きが、身体全体に行き渡る様に、つまり身体全体で情報を共有できる環境を作っていきます。 代謝の働きに於いて身体全体のコミュニケーションが滞りなければ、調和の取れた消化吸収、排せつ、免疫、治癒がなされる豊かな土壌が創られるでしょう。
横隔膜の働きの性質上、骨盤底や胸郭入口/出口との間での水平の膜的構造の相互関係によって生じる胸腔/腹腔内圧のグラデーションと、横隔膜の活動部位をコントロールする事によって与えられる動きの方向性を多様に探求して行く事で、骨盤の歪みや動き、股関節の収まり具合、仙骨の位置や動き、肩や首の位置や動きに新たな可能性をもたらします。そして何よりも横隔膜体操が大きなターゲットにしている個々の背骨、肋骨の動きが、全体と調和的に独立性、多様性を発揮できる様になるのです。
最初の内は思うように身体が動かない事が一般的ですが、そこがこのワークの肝なのです。使い慣れて癖で縛られている動作の繰り返しが、今の不調、思考の傾向、感情の傾向に反映しているし、その逆も然りです。今までに使ってこなかった潜在性を開拓し、徐々にテリトリーを広げて行く事が、身体の可能性を広げ、意識の視野を広げて行く事につながるのです。ダイアフラミクスは体力や身体能力に頼らない誰にでもできるエクササイズであり、出来ない間の試行錯誤が宝なのです。それは誰もが赤ちゃんの時に経てきた学びのプロセスなのです。
ダイアフラミクスは、身体が整う歩き方への下準備でもあります。 (そのうち歩き方の講座も再開したいと思っていますが、先ずは私が提案する歩き方ができる為の身体創りが必要です)
*オンライン開催で、Zoomのアクセス案内を開催2~3日前にお送りいたします。
*参加できなかった方や復習の為の見逃し配信を次の開催日迄の期間限定で行います。 ワークショップ後2~3日中にアーカイブのアクセス情報をお送りいたします。
日程: 2024年
①11月20日、②11月27日、③12月4日、④12月18日、
⑤1月8日、⑥1月22日、⑦2月5日、⑧2月19日
参加費: 全 8回 一括 ¥22,000(税込)
各回払い:¥3,300(税込)
全日程水曜日 20:00~21:30(90分)
*途中参加はそれまでのクラスをアーカイブ視聴する事で参加可
中級講座 5回シリーズ
基礎講座で少しダイアフラミクスの概念と動きに慣れてきた方へ、少しづつ複雑化していきます。
使わないでスタンバイ状態にしておける潜在性のレパートリーを増やして行く事で、ますますの順応力を培っていきます。
状態は
日程: ①10月17日 ②10月31日 ③11月7日 ④11月21日 ⑤12月5日 未定
全日程: 曜日 20:00~21:30
参加費: 全5回一括払い ¥
各回参加: ¥
ダイアフラミクス現地参加クラス
京田辺10/15(火)13:00~15:00頃 参加費:¥2,500
東京(世田谷区、品川区近辺)10/27(日)9:30~11:30 参加費¥3,500
11/30(土) 10:00〜12:00 参加費¥3,500
♥ 既参加者からのご感想:
お世話になりました。横隔膜の動きの悪さが、様々な症状を引き起こしていることを、毎日のように臨床で実感しています。患者さんが自分で横隔をケア出来れば、広い範囲で痛みや苦しみの予防になるのではと思い参加させていただきました。
講習を受けるまでは、横隔膜の運動は腹式呼吸しかないと思っていましたが、講座初日から、そうした先入観や長年抱いていた既成概念が吹き飛ばされました。「横隔膜がそんな動きをするなんてありえない」と思いつつ、講座が回を重ねるうちに、私の身体に今まで経験したことのない筋肉痛が現われ、幸田先生の仰るように、今まで意識的に使ったことのない筋肉を、自分の意志で動かしていることに驚かされました。
自分の視野がとんでもなく広がった気がします。幸田先生が最後に言われた「ストレッチの時に横隔膜を動かしてみて下さい」はタイムリーな学びとなりました。確かに色々なバリエーションが生れると思います。横隔膜の解剖と機能を知らない患者さんにも役立つよう、自分の身体で試し、患者さんの健康管理に生かせるよう考えたいと思います。ありがとうございました。K.O.
以前左右差について質問しましたが、
10回の講習ありがとうございました。これまで、yogaなどで腹式呼吸を教わってきましたが、胸式呼吸や横隔膜を動かす呼吸の違いや、そもそも呼吸は胸・肺でするものというのが今回よくわかりました。また、足を細かく刺激したあとに立った時の感覚は、まさしく地に足がついた感じでした。膝の痛みを少し楽になりました。フープレスや波のような呼吸は自分ができているのか?よくわからなかったので、機会があれば、1日講習的に実際にお会いして研修を受けてみたいです。ありがとうございました。A.K
横隔膜体操の初回でまず、肋骨周辺がなぜか筋肉痛のような感じになり、わざわざ動かしているつもりはぜんぜんないのだけど、横隔膜周辺の、凝り固まった筋肉が使われ出したのだなぁと感じました。 初めは喉に力が入っていてやりづらい、力を抜かないとうまくできそうにないなと感じたものの、回を追うごとに、力を抜くことなど意識もせずに、だんだんとからだの緊張している部分が、緊張をやめはじめ、勝手に力が抜けるようになってきました。 今までここがまっすぐ(センター)と思い込んでいたところで立ったり動いたりすると、なんとなく違和感を感じて、からだの中にエネルギーが通るというか、バランスも変わってきたようです。 フーブレス〜横隔膜体操をしていると、からだがふわ~っと軽くなっていきます。 頭もぽけ〜っとするのでいいのか悪いのか(笑)とにかく気持ち良いのです。 初回に比べて最後のほうにはだんだんとコツも掴めてきて、出来る出来ないもなく、あとはだんだん滑らかに、どれだけ繊細に動くようになるか続けてやってみるだけ、と何を目指すわけでもないけど、気持ちがいいので続けたくなります。 個人的なことですが9回目のレッスンの頃にコロナに感染してしまい、肺のあたりが詰まって呼吸ができずとても苦しかったのですが、寝ながらフーブレスと横隔膜体操をしてみました。 呼吸が深く入るようになり、ずいぶんと楽になりましたので、コロナにもよく効きますね(笑)背中がかたいのと、ひざの靱帯断裂の後遺症があるので、横隔膜体操を続けて、どんどん背中や膝を柔らかくしていこうと思っています。 今までありとあらゆるボディワークを長年試してきましたがどれも今ひとつ、とずっと悩んできました。 でも横隔膜体操には、理由はなぜだかよくわからないけど、ビシバシ可能性を感じまくります。 本当におもしろいですよね。 C.S
「横隔膜を呼吸筋としてではなく、波のように内側からからだを動かすために使ってみる」。オンライン講座で行うことを聞いたとき、私の頭の中には???がたくさん…。解剖図をふまえた説明で、横隔膜が肋骨や胸骨・肋骨を裏打ちするように内側についているのはわかったけれど、呼吸しながら動きに使うって???今までやったことのない動き方を求められ、はじめは、できるだけ力を抜くことも難しく、「波の動き」も脚や背筋や腹直筋で何とかかたちだけは似たような動きをしようとしてしまい、なかなか掴めずにいた。それでも、続けていくうちに(私は十数回目のレッスンでようやく)、横隔膜によるからだの中の内圧の変化・内圧の移動が動きとなるという手触りというか身体感覚を感じ、腑に落ちた瞬間があった(実際に横隔膜そのもののありかや感触を味わっている感じがしたのは、もう少し後だったけれど)。そこからやっと、講座の本当の入り口に立てたと思う。そして今も、講座のなかで先生が提案して下さるさまざまなアプローチにトライしてみるなかで、動きながら自分のからだから新しく気づくことがある。おかしな表現だけれど、私は自分のからだに対して、前よりもずっと信頼を置いているように思う。ふとしたときに、前よりも楽に、豊かに動いてくれたからだに出会うと、嬉しくなる。「横隔膜体操」を伴侶に、外側からやってくるさまざまな波にも、そのときどきで上手に流されたらいいかな?と思っている。 Y.F.
呼吸時に横隔膜がうまく下がらない感覚がずっとあって、息を吸うことで姿勢や動きや気分のバランスが悪くなる感じがしており、ここに何か一つ変化のカギがあるかなと思い、自分なりに呼吸からのアプローチを試していました。なので、今回の横隔膜体操は、とても直接的でタイムリーだったのです。本当に横隔膜を動かせているのかは、とてもあやしく、フーブレスに一番苦労しているぐらいですが、このあとも気長に楽しく続けていけそうです。全体として、とてもいい感じです。特に、この4年くらい、背中の真ん中でひっかかっているような痛みがあり、シリーズの始め頃は更に痛くなったので、何か関係ありそうだと思いつつ放置していましたが、8回目が終わったころににふと気づくとほぼ消えていました。これはちょっとびっくりしました。足のワークも、とても即効性が感じられます。習慣には戻ってしまうのですが、こまめに少しづつでも継続すると、とても良さそうです。股関節がもともとうまく乗っていなくて、いまだ股関節探しは上手くいきませんが、これもボチボチといろんな方向からアプローチすれば、変わってはいくと思います。最近、コンテンポラリーダンスのための体の使い方を、のんびりペースで学び始めましたが、今回の横隔膜体操+普段の動きの探求とで、ちょうど相乗効果になっているらしく、50代終わりかけにして、今からどんどん進化する気になっています。よいタイミングで横隔膜体操に出会えました。ありがとうございました。 F.O.
始まった頃は、今までやったことがない動きに正直、戸惑いました。そのうちになんとか見よう見まねでついていけるようになりました。ある時、経験したことがない(なので表現できませんが)身体感覚を感じました。新鮮でした。それはもしかしたら未知の自分(?)につながっているのでは?と思います。(歳は関係ないですよね?)理由ないのに突然泣けたり、瞑想状態になったり、なぜか心身がすっきりしたり、とかすることもありました。(リラックスしたから?)やったことがない動きは、心身共に浄化する可能性があるのかも?と思ってます。自分でできる身体のメンテのヒントもたくさんありました。かわいいお子さんと一緒に参加されておられる方もおられアットホーム、ゆるゆるな雰囲気も良かったです。最終回近くのアーカイブ動画を見ながら復習しました。慣れてきた横隔膜の動きをしっかりやり、足の部位もていねいに感覚を意識して最後に床に立った時ですが。身体がなくなったというか、周りの空気と自分が一体化したように感じました。意識も遠のいて、悲しくないのに大泣きしました。何かが浮上し浄化されたように感じました。全身がゆるんだのだと思いました。良かったです。 M.N.
横隔膜から身体の内側動かすというアプローチがとても新鮮で面白かったです。1回目から肩甲骨辺りをクルクルすると感じたことのない心地よさがありました。何がどうだったかは定かではないんですが10回目がとても面白く感じました。10回目は肝臓、胃、腎臓が刺激を受けたようでした。フェルデンクライスをする前から右の腰背部が凹んでいるのに気づいていました。治そうともしていませんでしたが、何をしてもあまり変化はなかったんです。が、今回内臓をマッサージしてみようと肝臓、腎臓辺り特に背中側を意識してクルクルしてみました。時間が経ってから左側よりも右側の腰背部の筋肉がふっくらとしているのに気づきました。肋骨がへしゃげてたんですが骨も丸味を帯びて形が変わっていました。横隔膜自体も骨に沿って骨から剥がすように動かしてみました。特に10回目は面白くて楽しく出来たので すごい効果が出たのかもしれませんね。とにかく楽しい10回のレッスンでした。少しずつでも、動かしていきます。第二弾、お待ちしています。ありがとうございました。 Y.S.