私の尊敬するヒーラーさん何人かが講義の雑談中にコンティニュアムなるものの魅力を語っていたので、どんなものだろう?と体験する機会をうかがっていました。
「未経験者はあかん!」とか断わられはしなかったので5泊6日の高野山リトリートにいきなり参加することにしましたが、運動は学生時代の体育の時間以来でしたのでクロニックのコンティニュアムのコンテンツは熟読して出かけました。
せっかく熟読した知識はセッションが始まると同時に何処かへ飛んで行ってしまったのですが、講師のスーザンの実技も講義もリードもとてもすばらしく、肉体とその内外の空間をとても立体的柔軟的に捉え、動きたいように動く運動は無邪気に楽しいものでした。
自分の動きとそれを自覚することに精一杯で、他の方々とのコンタクトに気を配ることはとても……という状態でしたが、これは練習を重ねると2人で、グループで有機的に動く楽しみが増えるということでもあるのだと思います。
途中で片頭痛がしたり、リトリート前後で頭と足の位置が違っているような、関節が増えたような感じがしたり、後で2日間ほど回転するようなめまいがすることがありましたが、手足や頭がしかるべき位置にはまったということでしょう。
土地の力と人の力、五感で捉えられるもの捉えられないものが混ざり合った、高密度でありながらゆとりのある5泊6日でした。心残りは「Cafe de Lotus カフェ・ ド・ロータス」でお茶できなかったこと(どうやら休日にしか開店していないようだ)。